「またケアレスミスをしてしまった…」「会議の内容が頭に入ってこない」「タスクの段取りがうまくできず、いつも締め切りに追われている」。仕事で、こんな壁に何度もぶつかっていませんか?周りからは「集中力がない」「やる気がない」と誤解され、自分でも「どうして自分はこんなにダメなんだろう」と責めてしまう。そんな経験に、心当たりはないでしょうか。
もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、それは決して「努力不足」や「性格の問題」ではないかもしれません。その背後には、大人のADHD(注意欠如・多動症)という発達障害の特性が関係している可能性があります。ADHDは、脳の機能的な特性に由来するもので、本人の意志や努力だけでコントロールするのが難しいものです。近年、子どもの頃には気づかれず、社会に出てから困難に直面し、初めて診断される「大人のADHD」が増えています。
この記事は、まさにそのような「働きづらさ」を感じているあなたのためのガイドブックです。ADHDの特性を正しく理解し、それを責めるのではなく、むしろ「個性」として活かしながら、「自分らしく、無理なく働ける道」を見つけることを目的としています。そして、そのための最も強力なサポーターの一つが、国が提供する福祉サービスである「就労移行支援」です。
就労移行支援は、いわば「自分に合った働き方を見つけるための専門学校」。自己理解を深め、必要なスキルを学び、最適な職場と出会い、そして長く働き続けるためのサポートを、専門家の伴走のもとで受けることができます。この記事を読み終える頃には、あなたは一人で抱え込んでいた悩みから解放され、具体的な次の一歩を踏み出すための知識と勇気を得ているはずです。さあ、あなたらしいキャリアを築くための旅を、ここから始めましょう。
仕事での困難を乗り越えるためには、まずその原因となっている「ADHDの特性」を正しく理解することが不可欠です。敵を知り、己を知れば百戦殆うからず。ここでは、大人のADHDがどのようなもので、なぜ仕事上のつまずきにつながるのかを、具体的に掘り下げていきます。
ADHDは、アメリカ精神医学会の診断基準『DSM-5』において、「不注意」「多動性」「衝動性」という3つの主要な特性によって定義される発達障害です。これらの特性は、個別に、あるいは複合的に現れ、日常生活や社会生活にさまざまな影響を及ぼします。
「不注意」とは、注意を維持したり、物事に集中したりすることが難しい特性です。これは「やる気がない」のではなく、脳の注意をコントロールする機能がうまく働かないために起こります。職場では、以下のような形で現れることが多くあります。
これらの失敗体験が重なると、「自分は仕事ができない」という自己否定感につながりやすくなります。
「多動性」は、じっとしていることが難しく、常に体を動かしていたいという特性です。子どもの頃は走り回るなどの分かりやすい形で現れますが、大人になると社会的な制約から、より内面的・部分的な動きとして現れることが多くなります。
この特性は、周囲から「落ち着きがない人」という印象を与えたり、本人が集中力を維持する上での妨げになったりします。
「衝動性」とは、行動や発言を思いついた瞬間に、結果をよく考えずに行ってしまう特性です。これは、行動を抑制する脳の機能が働きにくいために起こります。
この特性は、職場の人間関係を損なったり、業務の進行を妨げたりする原因となり得ます。しかし、見方を変えれば「行動力がある」「決断が速い」といった強みにもなり得る、両刃の剣のような特性です。
ADHDはかつて「子どもの病気」と考えられていましたが、現在では多くの人が成人期まで症状を持ち越すこと、そして大人になって初めて診断されるケースも多いことが分かっています。 子ども時代と成人期では、特性の現れ方や直面する困難が異なります。
子ども時代は、教室で座っていられない、授業中に立ち歩くといった「多動性」が最も目立ちやすい傾向にあります。学校という構造化された環境では、これらの行動が問題として指摘されやすいためです。
一方、大人になると、あからさまな多動性は減少し、代わりに「不注意」が中心的な悩みとなることが多いです。仕事では、タスク管理、時間管理、自己管理といった高度な実行機能が求められます。学生時代は親や教師のサポートで何とかなっていたことも、社会人になるとすべて自分で管理しなければなりません。その結果、これまで潜在的にあった不注意の特性が、仕事のミスやスケジュールの遅延といった形で顕在化し、「仕事ができない」という深刻な困難につながるのです。
また、大人のADHDは、うつ病や不安障害といった他の精神疾患を併発しやすいことも知られています。繰り返される失敗体験によって自尊心が低下し、二次的に心の不調を引き起こしてしまうのです。
「自分はADHDかもしれない」と思ったら、まずは専門の医療機関(精神科、心療内科、メンタルクリニック)に相談することが重要です。インターネットの情報だけで自己判断するのは非常に危険です。似たような症状を示す他の疾患の可能性もあり、正確な診断は専門医による総合的な判断が不可欠です。
ADHDの診断は、主に『DSM-5』の診断基準に基づいて行われます。診断には、以下の条件を満たす必要があります。
診断は、問診(現在の困りごと、子どもの頃の様子、生活歴など)、心理検査(知能検査WAIS-Ⅳ、ADHDの症状評価尺度CAARSなど)を通じて総合的に行われます。診断を受けることは、決して「レッテルを貼られる」ことではありません。むしろ、「自分を正しく理解するための第一歩」であり、長年の生きづらさの原因が自分の「性格の弱さ」や「努力不足」ではなかったと知ることで、自責の念から解放され、心が軽くなる人も少なくありません。
診断を受け、適切な治療や対処法を知ることは、ADHDの特性と上手に付き合いながら、自分らしい人生を歩むためのスタートラインに立つことを意味します。次の章では、その具体的な手段として「就労移行支援」がどのように役立つのかを詳しく見ていきましょう。
ADHDの特性を理解した上で、次なるステップは「では、どうすれば自分に合った働き方を見つけられるのか?」という問いに答えることです。一人で試行錯誤するのも一つの手ですが、専門家のサポートを受けながら、体系的に就職準備を進めることができる強力な制度があります。それが「就労移行支援」です。
就労移行支援とは、障害者総合支援法に基づき、障害や難病のある方が一般企業への就職を目指すために利用できる、国が認めた福祉サービスです。 全国に約3,000ヶ所以上の事業所があり、それぞれが特色あるプログラムを提供しています。 分かりやすく言えば、「就職と職場定着に特化した、個別のサポート付きの予備校」のような場所です。
就労移行支援の最大の強みは、その高い就職実績にあります。厚生労働省のデータによると、就労移行支援利用者の就職率は他の福祉サービスと比較して突出して高く、事業所によっては50%を超える実績を報告しています。これは、個別最適化された体系的な支援が、確かな成果に結びついている証拠です。
では、ADHDの特性を持つ人にとって、就労移行支援は具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。それは単に「仕事を見つける」だけではありません。「自分を理解し、スキルを身につけ、最適な環境を選び、長く働き続ける」という一連のプロセスを、専門家が徹底的にサポートしてくれる点に価値があります。
多くのADHD当事者が抱える困難の一つは、「自分の特性を客観的に把握できていない」ことです。就労移行支援では、まずここからスタートします。
このプロセスを通じて、「自分はダメだ」という漠然とした自己否定から、「自分にはこういう得意と苦手がある」という具体的な自己理解へとシフトすることができます。
自己理解が深まったら、次はその特性を踏まえたスキル訓練です。就労移行支援では、一人ひとりの課題に合わせたオーダーメイドのプログラムが組まれます。
これらの多くは、第一部で触れた認知行動療法(CBT)の考え方に基づいています。
準備が整ったら、いよいよ就職活動です。ここでも就労移行支援のサポートは続きます。
特にADHDの特性を持つ人にとって、求人票の情報だけでは分からない「職場のリアルな環境」を体験できる職場実習は、非常に価値のある機会です。
就労移行支援のサポートは、就職して終わりではありません。むしろ、「働き続ける」ことこそが真のゴールです。多くの事業所では、就職後に「就労定着支援」という別のサービスに移行し、継続的なサポートを提供します。
環境の変化に敏感で、体調や気分の波が出やすい精神・発達障害のある方にとって、この就職後のサポートがあるかないかは、定着率に大きく影響します。実際に、障害を開示して就職した場合の定着率が高いのは、こうしたサポート体制の存在が大きいと言えます。
理論だけでなく、実際に就労移行支援を利用して、自分らしい働き方を見つけた人々の事例を見てみましょう。これらの事例は、ADHDの特性が「弱点」ではなく、環境次第で「強み」になり得ることを示しています。
事例1:ADHD(多動性・衝動性)× 飲食業スタッフ
Bさん(30代・男性)の物語
課題:前職の事務職では、じっと座っていることが苦痛で集中できず、ケアレスミスも頻発。「落ち着きがない」と注意される毎日で、自己肯定感を失っていました。
就労移行支援での取り組み:支援員との面談で、「体を動かすこと」「人と接すること」が好きだという自分の特性を再発見。タスク管理ツール(ToDoリストやタイマー)の使い方を徹底的に訓練し、ミスの防止策を学びました。職場実習では、動きの多い飲食店のホールスタッフに挑戦し、大きな手応えを感じました。
結果:飲食チェーン店に障害者雇用枠で就職。常に動き回るオープンキッチンや接客の仕事が性に合い、持ち前の行動力が「フットワークが軽い」「元気で明るい」と高く評価されるようになりました。かつての「弱点」が、職場を変えることで「最大の強み」に変わったのです。
事例2:ADHD(不注意)× 事務職(データ入力)
Aさん(20代・女性)の物語
課題:短期のアルバイトを転々。複数の業務を同時に頼まれる「マルチタスク」が苦手で、パニックになっていました。口頭での指示はすぐに忘れてしまい、何度も聞き返すことで関係が悪化することも。
就労移行支援での取り組み:「静かな環境で、一つのことに集中する」作業が得意であると分析。支援プログラムで、指示の受け方(必ずメモを取る、復唱して確認する)や、分からないことを適切に質問するコミュニケーションスキルを訓練しました。模擬面接を繰り返し、自分の特性と必要な配慮を冷静に伝えられるようになりました。
結果:一般企業の事務部門に障害者雇用枠で採用。主な業務はデータ入力や書類のファイリングといった定型的な作業。マルチタスクがほとんど発生しない環境で、持ち前の集中力を発揮し、高い正確性で業務をこなし、職場での信頼を獲得。現在は正社員登用も視野に入れています。「無理に万能になろうとせず、得意なことで貢献する」という働き方を見つけました。
事例3:ASD併存 × 在宅ワーク(ライター)
Cさん(20代・男性)の物語
課題:ADHDに加え、ASD(自閉スペクトラム症)の特性もあり、対人関係の緊張が非常に強い。毎日の通勤やオフィスでの雑談が大きなストレスで、就職活動の面接すら乗り越えられませんでした。
就労移行支援での取り組み:支援員との深い自己分析を通じて、「通勤や人間関係のストレスを最小限にしたい」という希望を明確化。PCスキルが高いことから、在宅で完結できるライティングの仕事を提案されました。オンラインでのコミュニケーション方法や、納期管理のスキルを学び、小さな案件から少しずつ実績を積んでいきました。
結果:就労移行支援事業所の紹介で、業務委託契約の在宅ライターとして独立。自分のペースで働ける静かな環境が特性に完璧にマッチし、今では安定した収入を得ています。「“普通の働き方”にこだわる必要はない」と気づき、自己肯定感を取り戻しました。
これらの事例に共通するのは、①自分の特性を正しく理解し、②苦手なことをカバーする工夫を学び、③得意を活かせる環境を選んだ、という点です。就労移行支援は、この3つのステップを体系的に、そして個別最適化された形でサポートしてくれる、まさに「自分らしいキャリアの伴走者」なのです。
就労移行支援のような専門機関のサポートは非常に強力ですが、同時に、日常生活や職場で自分自身でできる工夫を身につけることも、ADHDの特性と上手に付き合っていくためには不可欠です。この章では、セルフマネジメント術と、職場に協力を求める「合理的配慮」という2つの側面から、具体的なテクニックを紹介します。
ADHDの特性による困難は、多くの場合、脳の「実行機能(計画、整理、実行を管理する能力)」の弱さに関連しています。そこで、この機能を外部のツールや仕組みで補う「外部化」が非常に有効な戦略となります。
ADHDの脳は、多くの情報を同時に頭の中に保持するのが苦手です。やるべきことをすべて書き出し、脳のメモリを解放しましょう。
集中しすぎると時間を忘れ(過集中)、集中できないとあっという間に時間が過ぎる。この時間感覚のズレを補正する工夫を取り入れましょう。
不注意の特性は、外部からの刺激に大きく影響されます。集中できる環境を物理的に作り出すことが重要です。
セルフマネジメントだけでは限界がある場合、職場に協力を求めることも正当な権利です。その根拠となるのが「合理的配慮」という考え方です。
合理的配慮とは、障害のある人が障害のない人と平等に機会を得られるよう、職場や社会が提供するべき「個別の調整や変更」のことです。2021年に障害者差別解消法が改正され、2024年4月1日から、民間企業においても合理的配慮の提供が法的義務となりました。 これは、企業が「過重な負担」にならない範囲で、障害のある従業員からの申し出に基づき、働きやすくするための工夫を提供しなければならない、ということを意味します。
重要なのは、この合理的配慮を求める権利は、障害者手帳の有無だけで決まるものではないという点です。医師の診断書など、障害の存在を客観的に証明できる資料があれば、相談・要求することが可能です。
ADHDの特性に合わせて、以下のような配慮を求めることが考えられます。
| 配慮を求める領域 | 具体的な配慮の例 | ADHDのどの特性に対応するか |
|---|---|---|
| 指示の受け方 | ・口頭だけでなく、チャットやメールなど文字で指示をもらう。 ・一度に複数の指示ではなく、一つずつタスクを依頼してもらう。 ・指示内容を復唱して確認する時間を設けてもらう。 |
不注意(記憶の弱さ、聞き漏らし) |
| 業務の進め方 | ・タスクの優先順位を明確に示してもらう。 ・ミスを防ぐためのダブルチェック体制を組んでもらう。 ・業務手順を明記したマニュアルを作成・共有してもらう。 |
不注意(計画性の弱さ、ケアレスミス) |
| 作業環境 | ・集中が必要な作業の際、パーテーションで区切られた席や空いている会議室の使用を許可してもらう。 ・業務中のノイズキャンセリングイヤホンの使用を許可してもらう。 |
不注意(注意散漫)、感覚過敏 |
| 勤務時間・形態 | ・通院のための定期的な休暇や中抜けを認めてもらう。 ・通勤ラッシュを避けるための時差出勤を許可してもらう。 ・在宅勤務の導入を検討してもらう。 |
多動性(通勤のストレス)、衝動性(体調の波) |
合理的配慮を求める際に最も重要なのは、「建設的な対話」です。単に「これができません、困ります」と訴えるだけでは、職場側もどう対応していいか分からず、対立を生む可能性があります。
ポイントは、「〇〇という特性のため、△△が苦手です。しかし、□□という配慮をいただければ、業務を遂行できます」というように、課題と解決策をセットで提案することです。これにより、企業側も前向きに検討しやすくなります。
この「自分の特性と必要な配慮」を整理し、企業と共有するための公的なツールとして「就労パスポート」があります。これは、厚生労働省が作成した情報共有ツールで、自分の障害特性やアピールポイント、希望する配慮などを支援機関と一緒に整理し、就職活動や就職後の面談で活用することができます。
セルフマネジメントと合理的配慮は、いわば車の両輪です。自分でできる工夫を最大限行い、それでも難しい部分について職場の理解と協力を得る。このバランスを取ることが、ADHDの特性と共存しながら、安定して働き続けるための鍵となります。
これまでの章で、ADHDの特性理解、就労移行支援の活用、そして自己管理術について詳しく見てきました。しかし、あなたのキャリアを支えるリソースはこれだけではありません。社会には、さまざまな形であなたをサポートしてくれる支援機関のネットワークが存在します。また、制度も常に進化しています。この章では、就労移行支援以外の相談先と、2025年から本格始動する注目の新制度「就労選択支援」について解説します。
就労移行支援は非常に強力なサービスですが、利用する前の段階や、就職後の異なるフェーズで役立つ機関もたくさんあります。これらの機関は互いに連携しており、あなたの状況に応じて最適な場所を紹介してくれます。
最も身近な公的就職支援機関です。全国のハローワークには障害のある方向けの専門窓口が設置されており、専門の相談員が対応してくれます。特に「精神・発達障害者雇用サポーター」が配置されている窓口では、ADHDなどの特性を理解した上でのきめ細かな支援が期待できます。
各都道府県に最低1ヶ所設置されている、より専門的な職業リハビリテーションを提供する機関です。ハローワークや福祉施設と連携し、専門性の高い支援を行っています。
その名の通り、「就業」と「生活」の両面から一体的な支援を提供してくれる、地域に密着した相談窓口です。全国に330ヶ所以上設置されています。
この新制度は、特にADHDの特性を持つ人にとって大きなメリットがあります。
2025年10月以降、新たに就労継続支援B型を利用したい人は、原則としてこの就労選択支援を利用することになります。その後、2027年4月以降には、就労継続支援A型や、標準利用期間を超えて就労移行支援を利用したい人にも、原則利用が拡大される予定です。 これから就労支援の利用を考える方は、ぜひこの新しい制度の動向に注目してください。
「仕事が続かない」「ミスばかりしてしまう」——この記事を読み始める前のあなたは、そんな悩みを一人で抱え、自分を責めていたかもしれません。しかし、ここまで読み進めてきた今、その悩みの正体が「努力不足」ではなく「ADHDという脳の特性」であること、そして、その特性と上手に付き合いながら働くための具体的な方法が数多く存在することを、ご理解いただけたのではないでしょうか。
最後に、あなたらしいキャリアの第一歩を踏み出すために、本記事の要点を改めて確認し、未来への希望を共に描いていきましょう。
ある就労移行支援を経てキャリアを築いた方は、こう語っています。「かつては、はたらくことは辛いことで、自分はそれができないダメな存在だと思っていました。でも今は、サポートがあれば自分ははたらけると分かった。社会に居場所ができたことで、自信と安心につながっています」。
あなたの特性を悲観する必要は、もうありません。大切なのは、自分の特性を活かせない場所で苦しみ続けるのではなく、それを「ユニークな才能」として評価してくれる場所を探すという視点の転換です。衝動性は「決断力」に、注意散漫は「多様な視点」に、過集中は「驚異的な専門性」に変わり得ます。あなたに合う場所は、必ずどこかに存在します。
この記事を読んで、少しでも心が動いたなら、ぜひ小さな一歩を踏み出してみてください。それは、近所の就労移行支援事業所に電話して「見学したいのですが」と伝えることかもしれません。あるいは、ハローワークの専門窓口に相談の予約を入れることかもしれません。その小さな行動が、あなたの未来を大きく変える、最初のきっかけになるはずです。
「自分のように変われることができるから」ということを、機会があれば伝えたい。自分が発症したときのこと、就職するまでのこと、就職してから長くはたらく工夫を伝えることによって、結果障害者雇用に貢献できればと考えています。
これは、困難を乗り越えた先輩からの、あなたへのエールです。多くの支援者や、同じような特性を持つ仲間たちが、あなたの挑戦を待っています。特性を「個性」に変え、あなただけのキャリアを、今日から、ここから、築き始めていきましょう。